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認知症対策の国家戦略『新オレンジプラン』策定



今後の認知症施策の方向性として、平成24年6月18日に厚生労働省が5ヵ年計画で発表した認知症の施策「オレンジプラン」。
そのオレンジプランに改善や見直しをかけ、新戦略として平成27年1月27日「新オレンジプラン」が正式に発表されました。
現在、認知症の人の数は約462万人。予備軍の人も400万人いると言われています。
政府は、10年後の2025年には、認知症患者が約700万人(約5人に1人)まで増加するとの推計を発表しました。

「新オレンジプラン」とはどんな内容なのか、基本方針と主な施策「7つの柱」をご紹介します!

基本方針は、「認知症の人が、自分らしく暮らしつづける」こと

新オレンジプランでは、「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で、自分らしく暮らし続ける社会の実現を目指す」ことを基本的な考えとしています。
簡単にいえば、『認知症とともに暮らす社会へ』というメッセージが込められいます。

「新オレンジプラン」の柱はこの7つ!

まずは認知症についてよく知りましょうということ。
正しい知識と理解を持ち認知症当人や家族を支援する「認知症サポーター」を2017年度末までに800万人養成したり、認知症の人の姿を発信したり、といった具体的な施策が考えられています。

人によって症状が違う認知症。新オレンジプランでは、医療や介護従事者などの介護や看護の仕事に就く人向けの基礎研修など、できる限り早い段階から支援するための「認知症初期集中支援チーム」を2018年度までに、地域の医療・介護などを連携させるコーディネーター(認知症地域支援推進員)を2018年度までに全市区町村に配置するなど、専門的なケアをより一層進めていくことになりました。

近年増え続けている若年性認知症。認知症は高齢者だけがなるものではないということも私たちは理解しておかなければなりません。
若年性認知症になっても気軽に相談できる窓口や意見交換する場所の設置など、共有ネットワークの整備などが行われます。

認知症患者本人へのケアはもちろん、支えている介護者のケアも大切。
介護者が相談できる認知症カフェを何個増やすかという数値目標ができました。

超高齢社会である日本にとって、認知症であるなしに関わりなく、高齢者が暮らしやすい社会づくりが求められていきます。
徘徊などに対応できる見守りネットワークの構築、詐欺など消費者被害の防止など、高齢者の安全対策や高齢者が利用しやすい商品やサービスづくりを進めていきましょうということが改めて記載されました。

2020年頃までに全国1万人規模の追跡調査を実施したり、認知症のリスクを高める因子(糖尿病等)やリスクを軽減させる因子(運動等)を明らかにし、2020年頃までに日本発の根本治療薬の開発を進めたりしていきます。

一番大切なことは、認知症の人やその家族が、本当に必要としているサポートをしていける社会になること。
なにが必要とされているのかの実態調査や、その結果に基づく支援策の強化などが進められる予定です。

最期まで、元気に楽しく!

上記、政府では認知症に対する政策を発表しましたが、あくまで認知症になってしまった方やその方々の周囲の方への取り組み方針です。
自らが最後まで元気に楽しくすごすためには、まずは認知症予防に努めること。
認知症は、後天的な脳の器質的障害によって、正常に発達した知能が低下した状態になる病気で、現段階では医学的治療法はありません。
ただし、政府もが『水素で認知症が改善』するのではといわれているのです。

水素でパーキンソン病(認知症)を予防!

1997年日本医科大学の太田先生は「水素で脳梗塞のねずみの症状が改善した」という内容の論文を発表しました。
これは脳内にある細胞を酸化する(錆びつかせる)活性酸素が水素によって中和され、脳細胞の酸化損傷を抑制したためと考えられています。 しかし、認知症が水素によって改善するということがまだ医学的にはっきりと解明されているわけではなく、世界各国で臨床試験やさまざまな研究がすすめられている状況です。もちろん、その効果はかなりの確立で立証されています。

また、水素により脳の細胞の破壊が抑えられ、細胞を壊す原因とされる活性酸素も減り、パーキンソン病などの予防や治療につながる可能性があると、九州大学とパナソニック電工の研究グループが発見し、米科学誌プロスワンに論文が発表されました。
九州大学の野田百美准教授らはマウスに薬を投与し、パーキンソン病患者に見られる症状と同様に脳の神経細胞を破壊させました。
そこに、水素をわずかに含んだ水を飲ませたところ、水素を0.08ppm含んだ水を1週間飲ませたマウスは、細胞死の進行が抑えられ活性酸素の量も減っていたことが確認されたのです。
水素が細胞死を抑える仕組みについてはまだよくわかっていませんが、今後、臨床試験も実施して実用化を目指すということで、今後の研究成果が待たれます。


※ 認知症(にんちしょう、英: Dementia、独: Demenz)は、病名ではなく、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態をいう。認知症としてあげられる主な病名としては、「アルツハイマー型認知症:Alzheimer's disease (AD)」「レビー小体型認知症:Dementia of Lewy bodies (DLB) 」「認知症を伴うパーキンソン病:Parkinson's disease with dementia (PDD) 」などがある。










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